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2013年2月10日日曜日

中1 みらい科「責任ある行動」


今朝、鹿ケ谷にまた雪が積もりました。
南から通学してくる生徒によると、丸太町通りまではまったく雪が積もっていなかった、とのこと。京都は一筋上がるごとに寒くなり、御所より北は日本海側の気候になると言われます。ちなみに、「一筋上がる」というのは、他の地域の方には分かりにくいかもしれませんが、碁盤目の京都らしい表現で、東西の通り一本分をまっすぐ北に進むと、という意味です。南北にはほぼ御所と同じ、さらに東山の山麓に位置する本校は、京都市内としては雪がよく積もる場所にあります。雪の日の通学は少し大変ですが、正門前の坂道から見上げる雪化粧した大文字山は本当に美しいですよ。

さて、中1みらい科もあと残すところ4時間。先週は、2学期後半から取り組んできた「本当の自信」の最後の授業でした。先週のテーマは、3番目の「責任を持って行動すること」です。

  ★「本当の自信」を支える3つの要素★
     ・力を伸ばすこと。
     ・自分や他の人を大切にし、認め合うこと。
     ・責任を持って行動すること。

授業で、「無責任な行動」の例として、<提出期限を守らない>を挙げました。生徒は少しキョトンとしました。大人でもなかなか守れないこと、多いですよね。みらい科では、「責任ある行動」と「無責任な行動」、それぞれの行動をとった場合に、どのような結果になるかを考えるワークショップを行いました。さて、みなさんも少し考えてみてください。<提出期限を守った場合>と<守らなかった場合>、あなた自身、あなたの周りの人たち、そして、学校や職場、家庭の人たちはどんな結果になるでしょう?すこし大げさかもしれませんが、気がつけば深刻な事態になってしまうかも・・・(笑)。この授業のあと、宿題提出が遅れた生徒が本当に申し訳なさそうに、報告に来た姿がとってもかわいかったです。

今週からは、最後の課題である一年間のまとめに入ります。さて、4月に新しくノートルダムのファミリーになる、新入生に上手にアピールできるかな?

(文責・Miu)

2013年1月21日月曜日

中1 みらい科 「聴くこと」


寒い日が続きますね。本校がある鹿ケ谷にも雪がほんのり積もった先週から、3学期のみらい科がスタートしました。今、みらい科で取り組んでいるテーマは、「本当の自信とコミュニケーションスキルの形成」です。勉強に打ち込むにも、お友達との良い関係を築くにも、また思春期特有の困難さを乗り越えるにも大切なスキルの勉強です。

このカリキュラムでは、3つの要素を「本当の自信」を支える大切な脚として考えています。
・力を伸ばすこと。
・自分や他の人を大切にし、認め合うこと。
・責任を持って行動すること。

先週のテーマは、2番目の「自分や他の人を大切にし、認め合うこと」でした。私たちは日々の生活の中で、互いに認め合わなくては、と思いながらも、自分や相手の粗探しや批判をしてしまい、傷ついてしまうことが多々あります。聖書に「人が人を裁いてはいけない」と書いてあるということは、私たちは2000年の昔から変わっていない、ということでしょうか。

みらい科で学ぶ、相手を大切にするスキルはとてもシンプルなもの、そう、タイトルにある「聴く」こと。ちょっとした3つのポイントを学んで、3人一組で練習しました。一人1分ずつ、きちんと相手の話を聴く、というだけの練習でしたが、教室は柔らかな笑い声に溢れました。人が人とともに生きることこそが、文明がどれだけ発達しても変わらない、幸せになる方法なのかな、と感じた午後の教室でした。

★聞き上手になるための3つのポイント
(Lions Quest「思春期のライフスキル教育」プログラムより)

ホップ : 話し手に意識を集中させましょう
ステップ: 相手の立場に立ち、相手の立場だったら状況がどのように見えるか考えてみましょう
ジャンプ: 相手の話を中断せずに、「なぜ」「どこで」「どのように」などの
      質問をしてみましょう。



(文責・Miu)

2013年1月15日火曜日

中1 みらい科 「つぼみスクール」に中1全員で行ってきました。


 本校独自の特別講座 みらい科・ふしぎ科 のお出かけ講座として、「つぼみスクール」に中1全員で行ってきました。

 みらい科では1学期に、「思春期の変化を受け入れる」というテーマで授業を行ないました。これらの授業で、成長の過程で必ずおきる変化を、不安がらずに、また背伸びすることなく受け入れることは、自己肯定感の向上につながり、また子どもたちを危険から守る土台となることを伝えてきました。今回はその授業の一つとして行ないました。

 つぼみスクールは、京都を代表する企業である(株)ワコールが社会貢献の一環として行なっている講座です(京都府警と合同で防犯教室としても開催)。下着を通じて、女性の身体の変化や、TPOに合わせた服装の選び方などを学びます。身体の変化に合わせた下着の違いなどを、実物を触りながら勉強しました。身体の変化や下着の悩みはなかなか相談できないもの。この講座を通じて、いろんな疑問が解けた様子でした。また、館内のミュージアムや商品展示を見ながら、「これかわいいね」とか、「お母さんにもっと素敵なものを身につけてほしい」とパンフレットをもらう姿など、とても微笑ましい姿が見られました。








2012年11月9日金曜日

中1 みらい科「伝えることの難しさ」


 文化祭、体育祭、創立記念日など様々な学校行事が終わり、中学1年もはや半分が過ぎようとしています。中1のみらい科も半分が終わり、後半に入りました。

<2学期前半のプログラム>
第1回    「どちらが好きですか?」
第2回    「理由の中身」
第3回    「○○が欲しい!」
第4・5回  「事実と意見」
第6~8回  「インタビュースキル」
番外編    第2回「みらい科」的保護者会

 中1みらい科では、2学期前半につくば言語技術研究所のテキスト「言葉のワークブック3」を使い、コミュニケーション力を高めるための言葉の使い方を学びました。第1回の「どちらが好きですか?」では、「○○と××のどっちが好きですか?」という単純な問いを例に、適切な返答の仕方を生徒と一緒に考えました。
適切に答えるポイントは、「聞かれたことにだけ答える。」、「選んだ理由を述べる。」の二つだけです。しかし、いざ日常生活での自分の返答を思い起こしてみると、この二つのポイントが守れていないことか。「でもね、・・・。」「それから・・・。」と聞かれてもいないことを付け足してしまったり、「やっぱり、○○が一番!」などと理由も述べずに断定してしまったり。言語力、コミュニケーション能力は周りの環境から影響を受けて育っていきます。まずは教師である自分の使う言葉、生徒たちへの応対の仕方などから気をつけなければならないと、改めて気づかされました。
さて皆さん、次の質問にどのように答えますか?

「あなたは、関ジャニ●のヨコとリョウ君のどちらが好きですか?」
(ある日の生徒からの質問…う~ん、難しい。)

2012年6月13日水曜日

中1 みらい科「ほめることの難しさ」


 5月下旬の某日、クラス懇親会を開いて頂きました。企画、準備、運営は常任委員のお母様方がしてくださるのですが、今年は少しわがままを言わせていただいて、「みらい科」的な懇親会にさせていただきました。初の試みでしたが、お母様方同士また、担任との距離を少し縮める良い機会にできたのではないかと思います。

 「みらい科」的要素1  会の目的をはっきりさせる。
 「みらい科」的要素2  サポートし合える関係づくりを重視する
 「みらい科」的要素3  ゲーム形式などの工夫を取り入れる
 「みらい科」的要素4  振り返りを行う

 この形で懇親会をさせて頂いて大きな成果の1つは、「機会があれば、また参加したい。」や「学期に1回ぐらい開いてほしい」との感想がいただけたことです。また、感想を読んで、ハッとさせられたのは、「同じ悩みを皆さんと共有できて、ホッとした」との言葉です。学校は成績などどうしても生徒同士を比べたり、並べたりすることの多い場です。ややもすれば、保護者会や面談はせっかく来てくださったお母様方をかえって不安にさせてしまう場にしていたのではないかと、身の縮む思いがしました。

 「全ての大人は、子どもの成長を支えるパートナーである。」というのは、中1みらい科で取り入れているライオンズクエストの基本的な考え方の1つです。中1の担任団では、保護者会や面談など保護者の方に学校に来て頂ける貴重な機会を、そのような関係作りの場となるよう検討をはじめました。この日記をお読みの皆様、アイデアありましたら、よろしくお願いします。

Miu

 

2012年6月12日火曜日

中1 みらい科「質の良い学びとは」


え〜。先生、みらい科じゃないの!」
 私事の急な事情で、みらい科の授業を急遽、他の授業に変更したときの生徒の反応です。

 「先生、明日もみらい科をやろうよ。」
 みらい科の回復授業をしたあとの生徒の反応です。

 最近、私が気になっているキーワードが「質の良い学び」。これは教科会議で学習への意識付けについて話し合っている時に出てきた言葉ですが、なかなか上手く具体化できず、試行錯誤している取り組みの一つです。
 仮に言葉を定義してみると、「質の良い学び」とはガリガリとした点数重視の勉強でなく、しかし、糸の切れたようなゆとり教育でもない学び。または、新しい知識との出会いにわくわくし、それを身につけるために努力し、得た知識を使ってさらに新しいものに目が開かれ、新しい探求や努力を自分の力で進めていくような学び、でしょうか。こんな学びを生徒たちと共有できたら、本当に教師冥利に尽きる思いになるのでしょうね。先の生徒たちの反応を見ると、教科とはまた違う、みらい科で出会う新しい知識に少なくともわくわくしてくれているのかな、と思ったりします。

 中1みらい科1学期のプログラムも終盤になってきました。生徒たちがみらい科で出会った知識、技術が、健やかな成長に繋がっていくことを願うばかりです。

<1学期後半のプログラム>
第5・6回 「賞賛の気持ちを表現する」
第7回   「変わっていく自分を受け入れる」
第8回   「好ましい価値観は道しるべ」
第9回   「自分の運命を切り拓く(目標達成のためのステップ)」

Miu

2012年5月30日水曜日

中1みらい科 ただ今、練習中(第4回授業より その3)


第4回授業では、どんな、「励ます言葉」や
「行動」が良いか。アイデアを出し合いました。

でも、みらい科の授業はここまで。
あとは日々の生活の中で、練習しましょうね。



Miu

写真は、クラス掲示「クラスの誇り」と
「励ます、ほめる言葉・行動」

2012年5月29日火曜日

中1みらい科 励ます練習の前に(第4回授業より その2)


写真、何か分かりますか?

これはみんなが捨てた、もう聞きたくない『けなす言葉』や見たくない『傷つける行動』です。みんなで書いて、ぐちゃぐちゃ、ビリビリにしました。

私たちの心の中に、たまった、冷え切ってしまった心や思い出を、時にはポイッと捨てましょう。

Miu

2012年5月28日月曜日

中1みらい科 元気を贈る手紙(第4回授業より その1)


第4回授業は、「励ます言動、ほめる言動を練習しよう」です。

励まし方、ほめ方は人それぞれ、クラスそれぞれ。
練習の成果は、宿題です。

この日、中1みらい科としてはめずらしく宿題がでました。課題は、家族に「元気を贈る手紙」を手渡すこと。この授業をしたのは、ちょうどゴールデンウィークの中日。
どんな元気を家族に贈ることができたかな?



Miu


写真は、Lions Questのテキストと「元気を贈る手紙」

2012年5月22日火曜日

中1みらい科 私たちの言葉と行動(第3回授業より その2)


第3回授業のテーマは「相手を傷つける言動、励ます言動」。

みんなで、「傷つける」「励ます」言葉や行動を挙げてもらい、その違いを考えました。
その中で出てきた意見が、
「傷つける言葉や行動は、冷たい、寒い、感じがする。でも、励ます方は、暖かい。」
「傷つける言葉や行動は、遠い、感じがする。でも、励ます方は、近い。」

なるほどね。二つの違いは、感じる温度や距離なのかもしれない。
心が冷える、ってまさにこの蓄積の結果なんですね。

「傷つける言葉や行動は、励ます方より、記憶に残る。」

これまた、心に刺さる指摘です。3つ褒められても忘れてしまうけど、1つの貶しは一生残る。教師として肝に銘じなくてはいけない指摘です。

で、次回はほめる練習をします。


Miu

写真は、第4回授業のグループ活動中の様子です

2012年5月21日月曜日

中1みらい科 エネジャイザー(第3回授業より その1)


第3回授業のスタートは「自分天気予報」。

これは、今の自分の気持ちを、晴れ・曇り・雨などの天気で例えて紹介する、自己紹介の一つです。

中1みらい科では、<Lions Quest>のプログラムを参考にして、授業の最初に「エネジャイザー」と呼ばれるゲームを行っています。
シャイガールズ(照れ屋さん)の多いクラスでも、こんな自己紹介だと色々な話をしてくれて楽しい時間が過ごせます。


★Lions Quest「思春期のライフスキル教育」プログラム 指導案より
「エネジャイザー」は、互いに影響しあい、助け合うことで生徒に一体感を持たせる活動です。これを行うことで、グループのメンバーが仲良くなったり、話し合いが盛んになったり、ペースを変えられたり、スキルを強化したり、作業を終わらせたりすることができます。


Miu

写真は、第4回授業のエネジャイザー「回って会話」の様子です。

2012年5月19日土曜日

中1みらい科 クラスのルール(第2回授業より その2)


中1みらい科で作ったルールの一つが、

「いやなことがあったら、(陰口ではなく)、はっきりやさしく言う。」

なかなか含蓄の深い言葉と唸ってしまいました。


友だちと過ごすなかで、楽しいこともあれば、ちょっと嫌なこともある。
友だちだから、少しぐらいのことは我慢しようかな、と思う。
友だちだから、このぐらいは冗談で済むかな、っと思っていたら、友だちは思った以上に傷ついていて、いつの間にか距離ができていた。
そんな時、相手を信頼して、でも、相手を思いやって、「やめてね」と言えたら、お互いがもっと分かりあえるかもしれない。

う~ん。大人でも、ハッキリと、でも優しく「やめてね」と言うのは難しいですよね。
「ルール」は人間関係を築くための目標。日々の生活の中で練習するしかないですね。

で、次回はその練習のための準備です。


Miu


写真は、あるクラスの
ルール(学級の誇り)です

2012年5月17日木曜日

中1みらい科 クラスのルールづくり(第2回授業より その1)


中1みらい科2回目の授業は、「クラスのルールづくり」

1学期の最初の目標は、「仲間作り」です。
人間関係は効果的な学習環境の要、そして何より学校の楽しみであり、また苦労する点でもあります。そこで、みらい科では、思いやりがあり、お互いを認め合うクラスにするルールをみんなで考えます。

「え~、そんなことなら、どこの学校、クラスでもやっているのでは?」

確かにそうです。でもそこはやはり「みらい科」。
ゲームをやって、グループ活動して、そしてルールが完成!
なんか楽しそうでしょ?

どんなルールができたかは、次回紹介しますね。



Miu

写真は、ゲーム「出会いのビンゴ」の様子です。




2012年5月8日火曜日

中1みらい科 キュウリの秘密?(第1回授業より その2)


中1みらい科最初の授業は、「みらい科」の説明。

最初に、「みらい科」での学習目標の説明です。中1では、なじみやすい言葉で紹介。

「み」はミッション(使命)    …自分は何ができるんだろう?
「ら」はライフ(命)       …成長、変化していく自分を知る
「い」はインディペンデンス(自立)…何でもチャレンジしていこう。


次に、「みらい科」で何を学ぶのかの説明です。でも、先生の言葉をフムフムと聞くだけでは「みらい科」らしくない。そこで、キュウリが登場。

3人の生徒に協力してもらって、ピーラー、スプーン、フォークで、キュウリの皮むき競争をしてもらいます。当然結果は・・・。

中1みらい科で学ぶ<ライフスキル>と<言語技術>は、どちらも<道具>です。
皮むきに適した道具を使えば、きれいに早くむける。人生で様々な困難な問題に出会っても、適した方法をとれば解決できるようになる。

どうですか?キュウリの謎、そして「みらい科」の謎は解けましたか?


Miu

2012年5月7日月曜日

中1みらい科 最初の授業(第1回授業より その1)


中1みらい科は週1回の講座です。
入学式からもう1カ月。みらい科の授業は4回目まで進みました。

最初の授業は、みらい科の紹介。
紹介するための重要なアイテムは、「キュウリ」!!

なぜ、キュウリかって? 
それはノートダムに入ってからのお楽しみ(なんてね。次回の日記に理由を書きます)。


Miu



写真は、授業で活躍したキュウリを
美味しくいただいているところです。


2012年5月6日日曜日

中1みらい科、スタート


はじめまして、中1みらい科担当者です。

みらい科は、
4年前に中学3年のみのオリジナル講座として始まりました。
そして今年、中学全学年の講座へと発展し、「中1みらい科」がスタートしました。

中1みらい科は、Lions Quest(ライオンズクラブ国際財団*1)を活用したライフスキル教育と、つくば言語技術研究所*2のテキストを活用した言語技術教育を中心に、週1回の授業方式で行っています。

(*1 ) Lions Quest
  (http://www.jiyd.org/lionsquest/lqp/lqp.html:ライオンズクラブ国際財団)

(*2)  つくば言語技術研究所
  (http://members.jcom.home.ne.jp/lait/index.html)


中1では、<じぶん>と<他者>を大切にできる方法を学ぶことを目標に、学校行事やクラス作りなどとつながりながら、楽しく授業ができたら、と思っています。

Miu