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2015年2月23日月曜日

中2中3合同発表会

 みらいふしぎ特講の一年間の締めくくりは、来年度への引き継ぎです。
今年は、新しい試みとして、中学2年生の取り組みも中学3年生の前で発表しました。

 最初に、中学2年生の「サービスラーニング」の発表です。
 本校は毎年、全員が福祉活動に参加していますが、今年の中学2年生は、自分たちで「自分たちが出来ることは何か(ニーズ)」を考え、活動場所を探し、交渉し、活動を行いました。その中から、幼稚園、共同作業所、小学校で活動したグループが発表しました。用意された活動場所とは違う、発見や喜びが伝わってくる、すばらしい発表でした。

 次に、中学3年生が今年度のワコールとの企業コラボレーションの報告と、本社発表会で表彰を受けた3班が代表として発表を行いました。
 途中、機材トラブルもありましたが、さすが、すでに大舞台を経験しているだけあって、どの班も落ち着いた発表で、それぞれの作品の良さをしっかりアピールするプレゼンテーションとなっていました。

 今日で、一年間の取り組みは終わりますが、ことし一年間で学んだ経験を、それぞれの進路決定でも活かして、4月から始まる高校生活を充実させてほしいと願っています。

◆中学3年生の作品(ポスター)と中学2年生からのメッセージは、中学卒業式で展示します。

◆「株式会社ワコール」HP(企業コラボレーション紹介ページ)
http://www.wacoal.jp/workshop/tsutawaru/2014/







2013年1月9日水曜日

中2みらい科 2学期の取り組み報告


  中2みらい科では、2学期も引き続き「ことば」に注目して、自分自身のコミュニケーションの取り方を振り返る授業を行ってきました。その一環として、「自分が知っていること」を(そのことに詳しくない)「他者に説明する」練習もしました。最後の授業では、その実践として、「授業で取り組んできた内容」を授業を受けていない人に説明する「報告書」を生徒全員に書いてもらいました。この授業での取り組みについては、それらの報告書や、感想文を読んでいただくとお伝えできるかと思い、代表して何人かの作品を紹介させていただきます。

以下はその作品です。




◆「言語技術の授業内容の報告書」※生徒作品

  これから、1・2学期のみらい科でおこなった言語技術分野での取り組みと学習内容についての報告をします。

 まず最初の授業では自己紹介をしました。先生向けの自己紹介とクラスメート向けの自己紹介に分けて内容を考えました。ここでは相手に合わせて話す内容を分けるということを学びました。

 次に学んだのは問答の基本です。質問されたことに対してまずは直接、具体的に答え、そのあとに理由を添えることを練習しました。2学期に入って最初の授業では、事実と意見を区別することを学びました。人から取り入れた情報、また自分から発信する情報にも事実や意見が混在するので、それらを区別して把握することが必要だとわかりました。

 次に学習したのは「視点を変える」ということです。作者の視点から三人称で書かれている物語を、登場人物の一人称視点に変えて書き直すと、それぞれエピソードの見え方が違うことを実感しました。いろいろな視点を意識することで、一つの物事が深く考えられ、正しい判断につながることを学びました。

 次は「説明の仕方」について学びました。フランス国旗の説明、自分の持っていた絵の説明、自分の伝えたい情報を説明する、などの取り組みを通して、時系列、空間系列、相手の視点移動などを意識して、相手が聞きやすい説明の順番を考えるべきだということを学びました。

 そして最後に学習したのがパラグラフライティングです。例文で出されたわかりにくい説明を、トピックセンテンスサポーティングセンテンス、コンクリューディングセンテンスの三段落に分けて書き換えました。この三つの部分に分けることで、相手が心準備をして話を聞きやすくなり、すっきりした説明になることがわかりました。

 私はこれらの授業内容を通して、自分が日常で使っている言語を見直し、よりよいコミュニケーションをしていきたいなと思っています。     (Y・Mさん)



◆生徒達の感想

  ・今まで、自分が相手にどう思われているかをあまり考えなかったので、あのときの自分はどうだったのだろうと考えることができたのがよかったです。(A・T)

 ・説明する時に、いつもぐだぐだになってしまっていたけど、ちゃんと順番を考えて説明するようになったと思います。(T・O)

  ・「視点を変える」練習が一番役に立ちました。すべてが役に立っているのですが、一番役に立ったのがこれです。(M・H)

 ・私は「視点を変える」というのがとても役に立ったと思います。相手の気持ちを考えて行動することがとても大切だと思ったからです。(Y・M)

・私は作文を書くのが苦手なので、パラグラフライティングの学習で、作文を書く順番がわかってよかったです。視点を変える学習は、普段あまり考えないことなので良い勉強になりました。

・私が一番役に立つなと思ったものは、「説明のしかた」です。なぜなら、今まで他人に説明することはたくさんありましたが、それらが正確に伝わっていない方が多かったかもしれない、ということが、ペアワークをやってみてよく分かったからです。それからは、詳しくわかりやすく説明するよう心がけています。(K・K)

・「事実」と「意見」の区別、「わかりやすく説明する」、「パラグラフライティング」がこれからも役に立つと思います。最初は当たり前のことをやっていると思っていたけど、意外に知らないことも多くて楽しかったです(A・N)

・相手の質問に対して、他の話(理由を言うなど)をせずにまずは直接答える、というのが私にとって役に立ちました。これができると、相手が聞き取りやすくなり、誤解されることもへり、相手とうまく会話できるからです。また、パラグラフライティングも私にとって役に立ちました。それは、文章を書くときにすっきりとまとまりをつけられて、見やすくなるからです。(S・N)




 ・・・いかがでしょうか?

「ことば」を発するとき、またその他の行動をするとき、自分からの視点だけでなく、「聞く側(受け手)」の立場からの視点を意識することが必要です。よりよい(円滑な)コミュニケーションをはかるためには、「相手」の存在を尊重することが何より大事だからです。

 中2みらい科での言語の分野の取り組みはひとまずこれで終了しますが、これからの生活の中で、時々でもこの授業でやったことを思い出して、「あ、今の私の行動って周りから見たらどう見えるかな」とか「私の説明は相手にはどう認識されてるかな」と考える機会を作ってくれたらうれしく思います。

 chie

2012年6月28日木曜日

自己紹介のリレー(3)


さて、このようにしておこなった自己紹介リレー。 
クラスの皆はどんな感想をもったのでしょう?何人かの意見を紹介します。 まずは、自己紹介自体についての感想。 
  
 ・いつも聞いている自己紹介の内容以外で友達の話がきけたのでよかったし、たのしかった(Aさん) 
  ・同じクラスの人の中でもまだ知らないことがたくさんあったので、とても楽しかった(M さん) 
 ・相手のことを思って自己紹介するのは難しかったのですが、新たなクラスメイトの一面を見れたので楽しかったです。(Aさん) 
  
  
 クラスメートへの自己紹介は、おおむね成功したようですね。 
「リレー」をすることについては、34人中30人がプラスの印象を受けたと回答していました。(他の4名は「特に何も思わなかった」とのこと。マイナスの印象をもった人はいませんでした。) 
  
・リレーすることによって、自分の自己紹介をちゃんと聞いてくれてるんだなと思った。初めて聞くこともいろいろあったので楽しかった。(Yさん) 
 ・他の人の話について、言うのも言われるのもおもしろかった。(Sさん) 
 ・とてもよく聞き取ってくれてたと思うし、それをおもしろくまとめあげてくれたのがうれしかった。自己紹介はとても楽しくて、気持ちよかったです。またしたいな!!(Rさん) 
 ・ ちゃんと自分の話を聞いてくれてるんだと思って、うれしかった。(Sさん) 
  
など、「他者」が自分の話を受け止めてくれたことを実感し、それをうれしく思ったという意見が多く見られました。人前で話すことは、緊張もするし、恥ずかしさも伴います。それだけに、聞いてくれていると実感できることは励みになるものです。 
  
どうやらこのあたりにも、「よりよいコミュニケーション」のヒントが隠れていそうですね。 
  
今日はこれぐらいで。次回以降もさらに「ことば」を深めていきましょう。 




Chie

2012年6月27日水曜日

自己紹介のリレー (2)


2.自己紹介を「リレー」する 
  
これは、前の人が言った内容を、自分の紹介の中に必ず盛り込まなくてはならない、というルールです。 
 「前の○○さんは、~が得意だと言っていましたが、私も・・・」 という具合に。 
  
自己紹介の順番は、くじびきで決めました。 自己紹介の終わった人が、次の人を決めるくじを引きます。 いつ自分の番がまわってくるかわからないので、 おのずと集中して他の人の自己紹介を聞けました。


  
  
Chie

2012年6月26日火曜日

自己紹介のリレー (1)


1学期も終わりに近づいた今頃ではありますが  改めてクラス全員に「自己紹介」をしてもらいました。

でも、そこは「みらい科」。 単なる「自己紹介」では終わりません。 自己紹介をする上で、次の2つの課題を出しました。


1、「自己紹介で話す内容」は聞く人に合わせて考えること

 「自己紹介」をした経験は誰にでもありますね。 新しいクラスになったばかりの4月のころには、もしかしたら 授業のたびに自己紹介、なんてこともあったかもしれません。

そんな時、毎回「同じ」自己紹介をしませんでしたか?
 「○○部に入っています」「タレントの△△が好きです」・・・等々。
自己紹介とは、とにかく何でもいいから自分の情報をいくつか 言えばいい、と思ってしまっていないでしょうか?

さて、「自己紹介」ってそもそも何のためにするのでしょう?

それは、これから一緒に過ごす相手に自分を知ってもらうため、
です。もちろんたった一回の紹介ですべてを知ってもらうのは無理ですが、この紹介で少しでも自分に興味を持ってもらえたなら、それは次に話すきっかけとなります。

だから、この授業では、単に自分が言いたいことを言って済ますのではなく、相手が興味を持ってくれそうな内容を意識して話そう、ということになりました。

今回の自己紹介の相手は、「ほぼ初対面の授業担当の先生」と
「毎日一緒にいて、よく知っているクラスメート」の二者です。


「ほぼ初対面の先生」は、私たちのどんなことを聞きたがっているんだろう?名前を早く覚えたいって言ってたから、覚えやすい特徴を言えばいいかな・・・

「毎日一緒にいるクラスメート」には、今更「もう知ってる」情報を出してもおもしろくない → じゃあ、今まであまり表に出していなかったことを
言ってみようか・・・

などといろいろ頭をひねって考えました。
次回に続きます。

 Chie

2012年6月21日木曜日

ことばの取扱説明書


4月から、自分の「感情」に注目し、その中でも特に「怒り」 や「悲しみ」など負の感情のコントロールの仕方を学んできた 「中2みらい科」ですが、それには一区切り。 


6月(クラスによっては7月)からは、担当者も交代して、 新たな課題に取り組みます。 新たな課題とは、「ことばの扱い方」です。 


「言葉なら普段からしゃべってるし、国語の授業でも勉強して るよ!」という声が返ってきそうですね。 


でも、みらい科でこれから考えていくのは、作品の中の 「言葉」ではなく、人と人とのコミュニケーションの道具とし 
ての生きた「ことば」です。国語の時間よりもずっと身近な場 所の、身の周りの人との間で使う「ことば」を見直していきま す。 


私たちは他者といろいろな形でコミュニケーションをとりま すが、その中で一番よく使うのが「ことば」という道具ではな いでしょうか。その道具を今より上手に使えるようになったら、 もっともっとよいコミュニケーションが図れるようになります。 もしかしたら、「負の感情のコントロール」の出番も少なくて すむようになるかもしれませんね。そうなったらとても幸せな ことです。 


皆さん一人一人がそんな幸せな「みらい」への道を歩めるよ うに、(大げさですか?でも私たち教員は本気でそれを願って いるんですよ!)さあ、ことばの勉強を始めていきましょう! 
Chie 

2012年5月31日木曜日

中2みらい科…ミイラ化?


中1のみらい科は、順調に授業内容がアップされていますね。

中2のみらい科は 
さてどうなっているのでしょうか?中2みらいが「ミイラ化」している模様です!
いえいえ、ちゃんと授業していますよ。今年初めてのプログラムを運営するために、バタバタとはしていますが


2みらい科は、二人の担当者がそれぞれの分野を受け持ちます。
そろそろ担当者の変更の時期になりましたが、
6月上旬までは「感情と感情のコントロール」をテーマに実施しています。
現在までの実施した内容は、次の通りです。


1回;感情の強弱
2回;出来事は同じでも、感じることは皆違う!
3回;心のポケット「プラスのポケットとマイナスのポケット」
4回;認知と行動
5回;「谷底へ 頂上へ」
6回;あなたの「怒りのスイッチ」はどんなこと?

難しいタイトルもありますが、基本的には生徒がワイワイとグループで作業し、そのあと一人ひとりで今日の「振り返り」を行います。
14歳の彼女たちはすでに沢山の「経験者」です。それを一人ひとりが整理し、今後起こる困難に対して何時も「健康的に・建設的な選択」が出来るように気づかせ、何度も練習していきたいと思っています。
心のエクササイズなので、積極的、真面目に参加する生徒はヘトヘトになります。皆、どのように心のシェイプアップをするのでしょうか。今後の変化が、楽しみです。