2012年9月12日水曜日

もし、わかってさえいたら




あなたのそばにいる子供や人々に対して、こんな心遣いをお忘れなく…

とあるカトリック学校校長だった神父様(現在は上智大学教授)が、
校門前で起きた交通事故で、生徒を失った体験を分かち合ってくださいました。
それは、日々の教育現場で起こりうる生徒や保護者の命の叫びに対応する真剣なまなざしでした。
ここでは、神父様がレジュメ(教材プリント)に入れておられたひとつの詩を2日に分けてご紹介します。


「もし、ぐっすり眠っているあなたを見ることができるのが、これが最後だとわかっていたら、
私はもっとしっかり毛布に包んであげ、神様にあなたの祝福を祈っただろう
もし、外出するあなたを見るのが最後だとわかっていたら、
私はあなたをしっかり抱きしめ、キスをし、出かけるあなたをもう一度呼び止め、
もう一度しっかり抱きしめたことだろう
もし、あなたの嬉しそうなほめ言葉を聴くのが最後だとわかっていたら、
私はそれを毎日繰り返してみることができるように、
あなたは言葉とその行動のすべてをビデオに撮影したことだろう
将来の道を考えるための明日はきっとあるし、きっと来ると考えているし、
すべてをやり直すための明日はきっと来るはずだと、私たちは考えている
「愛しているよ」といえる別の日がいつか必ずあるのだろう
また、「何か手伝いましょうか」といえる機会がまたきっとあるのだろうと思う
しかし、万が一それが間違いだったら、
私があなたをどれほど愛しているかを伝えることができるのは、今日しかないのだ
そのことを決して忘れないようにしたい」


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