この夏は、前半は「やる気(自主参加)講座」のコーディネートと自身の講座で慌しくすごしました。
新しいことを始めるときには、ものすごいエネルギーが要りますが、
何かが変わるときにはワクワクします。
ところで、夏期休暇中は、私自身の充電も行いました。
8月は、大学の授業に参加しました。
講師の先生方はとてもスマートで、まるでモデルさんのように格好よかったのですが、
どの先生方も「イクメン」(子育て中の男子)で、とても人間的な魅力あふれる方々でした。
それはさておき、
来年度から指導要領に大きな改訂が行われるので、専門の先生からお話を聞けるよいチャンスになりました。
私たちが取り組んでいる「みらい科」(総合学習に類する本校オリジナル教科)と『総合的な学習』の関連性を、
また、文部科学省が必要視する『総合的な学習』の学力について、
指導要領の解説書を書いている先生方から直接伺うことができ、私自身たくさん学ばせていただきました。
いろいろな大人の事情を加味しながらの指導要領の変更が、実は私たち「みらい科」の実施にいたるまでと同様の道のりだったことがわかり、ある意味安心しました。
安心というより、文部科学省の人たちも「ひと」だったのね、という感じです。
世の中に求められているものが「教育」として、子供たちの与えられるわけですから、
「社会」の様子に最も近くから関わっていなくてはなりません。
社会を見る目線が、とても近かったという意味では、
あつかましくも、今回の改訂はとても現実的なものだといえるかもしれません。
あの「イクメン」たちが、これからの社会の担い手作りのために、奔走している結果と言えるのでしょう。
「みらい科」は、即戦力になる「実力(基礎学力)」と「問題解決能力」、「コミュニケーション能力」また、相手に自分のことを伝える「言語技術」を育成していくプログラムです。
今、世の中は、教科カリキュラムを「生活の中で活用」する力を必要としています。
「みらい科が求める学力」は必ず社会で役に立ちます。
世の中には、大人にも解決できない問題がたくさんあります。
しかし、あきらめず、人任せにせず、これからも一緒に学んでいきましょうね。
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