2014年10月16日木曜日

みらいふしぎ科 ワコール×NDコラボ 産みの苦しみ?

 今日は2時間とも商品提案のプレゼンボード作成です。最初に、ワコールの「上司」からデザインのポイントについて講義を受けました。
 今回生徒たちがワコール本社でのプレゼンテーションに向けて作成するのは、プレゼンボードとプレゼン資料(iPadアプリ使用)の二つ。プレゼンボードには、商品名・デザイン画・コンセプトを盛り込みますが、そのためには、「どんな商品を作るのか」をチームで話し合って絞りこまなければいけません。でも、それが本当に一苦労。お互いに気を使い合って全員のアイデアと入れようとする班、二つの案で意見が分かれる案など…。
 しかし、悩みながらも、意見を出し合い、上司にアドバイスをもらい、インターネットで調べるなど試行錯誤するうちに、「それいい!」「使える!」など明るい声があちこちから聞こえ始めました。その後は、デザイン画を描き始める班、コンセプトをまとめる班、プレゼンテーションのスピーチを考え始める班など、それぞれの作業が進み始めました。
 次回は上司に向けての中間発表会。どんな新しい商品を提案されるのか楽しみです。








2014年10月9日木曜日

みらいふしぎ科 ワコール×NDコラボ 2学期プログラム開始

 1学期に、ビジネスマナーやアンケート調査などの研修を受け、2学期からは「ワコール社員」としての「お仕事」がスタートしました。
 今年、生徒たちに与えられた課題は、ジュニア向けの商品を提案すること。
夏休みに各自がデザイン案をワコールの上司に提出し、2学期はチームに分かれて商品を企画、プレゼンテーションを行います。


 6時間目は<少し先輩から学ぶ>ということで、大学生のプレゼンテーションを聞きました。京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科も、ワコールと企業コラボ(産学協業事業)をしておられ、今年の最優秀賞と優秀賞を受賞されたお二人(お一人は男性!)がお話をしてくださいました。お二人は緊張されながらも、商品作りにはアンケートなどの市場調査、テーマの絞り方や商品の提案の仕方などを、中学生にも分かりやすいように丁寧にお話しくださいました。講演後は、「レースの柄の発想の仕方は?」「もし商品化されたら、世界進出もめざしますか?」など、和気あいあいとした雰囲気のなかで様々な質問がでていました。



 
7時間目は、いよいよ自分たちの商品企画を練り上げていきます。それぞれの「上司」と
なるワコール社員の方々が発表され、さっそく自分たちがどんな商品を考えていきたいかの報告会です。生徒たちは緊張しながらも、「初めてブラをつける人でも付けやすように、ファスナーをつける」、「初めてでも気軽に買えるように、パッケージを工夫する」などのアイデアを発表していました。