2012年11月9日金曜日

中1 みらい科「伝えることの難しさ」


 文化祭、体育祭、創立記念日など様々な学校行事が終わり、中学1年もはや半分が過ぎようとしています。中1のみらい科も半分が終わり、後半に入りました。

<2学期前半のプログラム>
第1回    「どちらが好きですか?」
第2回    「理由の中身」
第3回    「○○が欲しい!」
第4・5回  「事実と意見」
第6~8回  「インタビュースキル」
番外編    第2回「みらい科」的保護者会

 中1みらい科では、2学期前半につくば言語技術研究所のテキスト「言葉のワークブック3」を使い、コミュニケーション力を高めるための言葉の使い方を学びました。第1回の「どちらが好きですか?」では、「○○と××のどっちが好きですか?」という単純な問いを例に、適切な返答の仕方を生徒と一緒に考えました。
適切に答えるポイントは、「聞かれたことにだけ答える。」、「選んだ理由を述べる。」の二つだけです。しかし、いざ日常生活での自分の返答を思い起こしてみると、この二つのポイントが守れていないことか。「でもね、・・・。」「それから・・・。」と聞かれてもいないことを付け足してしまったり、「やっぱり、○○が一番!」などと理由も述べずに断定してしまったり。言語力、コミュニケーション能力は周りの環境から影響を受けて育っていきます。まずは教師である自分の使う言葉、生徒たちへの応対の仕方などから気をつけなければならないと、改めて気づかされました。
さて皆さん、次の質問にどのように答えますか?

「あなたは、関ジャニ●のヨコとリョウ君のどちらが好きですか?」
(ある日の生徒からの質問…う~ん、難しい。)